東電社長会見「現段階では…」繰り返す 具体的説明なし

【大紀元日本4月14日】東京電力の清水正孝社長が13日午後、東京都千代田区の本社で記者会見した。

「心より深く、お詫び申し上げます」。会見開始時、清水氏らが深く頭を下げると、数百人の報道陣が一斉にシャッターを切った。原発事故から1カ月を節目として自ら話したいと望んだ清水氏。2時間に及んだ会見中、渋い表情を崩さなかった。

被災した地域住民への損害補償や、役員報酬を削減する意向を示したものの、時期や金額についての詳細は発表しなかった。また事故収拾策、社長の進退、上場廃止の可能性などについても「考える段階ではない」を繰り返し、説明は具体性に欠け、被災者らの不安を解消する会見内容とはならなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。