北京市小学生、党旗に敬礼する式典の実施へ=当局がプロパガンダ強化

【大紀元日本2月26日】北京市内の小学校で3月から10月まで、従来の週1回の国旗に敬礼する式典に加え、月に1回中国共産党の旗に敬礼する式典を行うことになった。中国では最近「愛共産党」教育・宣伝が強化されており、専門家は、これらの動きは、国際情勢を睨んだ政権維持の一環だと分析する。

党旗に敬礼する式典は北京市共産主義青年団の委員会が決定したもので、国内紙・京華時報は、同委員会の責任者の談話として、次のように報道した。「今年は共産党設立90周年の節目。小学生の共産党、共産主義青年団、少年先鋒隊への認識と愛情を強化するために、この式典を考案した」

今回の8カ月にわたるキャンペーンは、毎週月曜日の国旗上昇式に加え、毎月最初の月曜日に中国共産党の旗、共産主義青年団の旗、少年先鋒隊の旗にも敬礼するよう決められている。なお、共産主義青年団、少年先鋒隊はそれぞれ、未成年の中国人が加入する中国共産党の関連組織である。

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