【大紀元日本2月21日】健康な歯を保つために、食後は念入りに歯磨きペーストで磨く、という人は多いだろう。しかし、米パデュー大学(Purdue University)のジェラルド・ジャッド教授(Gerald Judd)によると、フッ素入りの歯磨きペーストは体に有害であり、歯に膜となって残るため虫歯になりやすいという。その代わりに同教授は、石鹸で歯を磨くことを提唱している。
同教授は自身の論文「Good Teeth from Birth to Death」(誕生から死まで、健康な歯を)の中で、石鹸は口中をきれいにし、歯にこびりついた歯垢を取り除く働きがあると指摘する。一方、歯磨きペーストには歯に残留しやすいグリセリンが入っているため、水で27回ほど口をゆすがなければ完全にリンスできない。歯に膜が残るとエナメル質が再生できないため、歯は脆くなりやすいという。
同教授によると、虫歯の原因は酸であり、バクテリアではない。従って、食事の間に口中の酸を素早く水でゆすげば、それで大抵の虫歯は防げるという。一方、バクテリアは歯の外面のエナメル質を破壊することができないため、バクテリアが虫歯の原因であるとする従来の説に異論を唱えている。何百年も前に埋葬された人体の骸骨や歯がそのまま発見されることがあるが、バクテリアが歯を分解できないことを示すいい例だと同教授は論じている。
また、フッ素による人体への影響は各国で懸念されており、特に欧州では98%の国がフッ素入り水道水の導入をやめている。水道水にしろ、歯磨きペーストにしろ、フッ素は避けるべきだと同教授は主張している。
(翻訳編集・春馨)
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