【呉校長先生の随筆】 ーハネムーンのプレゼントー

【大紀元日本2月15日】8年間勤めていた崙背中学校での最も忘れられない思い出は、1300人の生徒たちが私にくれた「ハネムーンのプレゼント」でした。それは、校長になって2週間目のことでした。

校長としての初仕事の日、私の車は校門の手前約200メートルのところで停められました。きらびやかなユニフォームを身にまとった100人の楽団を先頭に、この地区の名士や学校の先生たちが私を迎えてくれました。沿道の生徒たちが盛大な拍手を送る様子はまるで国賓を迎えているようで、私もついついその雰囲気に酔いしれてしまいました。

その時、会長からは未解決の問題事項を次々と聞かされました。「学校の工事を請け負った会社が夜逃げをしたため、工事は未完成で一部欠陥もあります。このまま校舎を使用することは規定外ですので、校長先生の努力が必要となります。また、生徒らの補導問題も…」。すると、急に周りの賑やかな音楽や拍手の音が遠ざかり、私は足が浮いたような、なんとも落ち着かない気持ちになりました。

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