新型インフル感染 今年すでに20人死亡=中国衛生部
【大紀元日本2月13日】中国衛生部は11日、今年のインフルエンザ・ウイルスA型(H1N1)感染は、2月8日の時点で計3833例、その内死亡20例と発表した。北京紙・新京報によると、1月の感染者数は、昨年1年間の感染者数の半分を占めているという。
衛生部によると、現在中国はインフルエンザ感染のピーク時であり、特に南部各省ではインフルエンザ感染が増加しているという。一方、北部では今年の1月中旬にピークに達してから、徐々に収まってきているという。
インフルエンザの制御、状況把握、ワクチンの予測などのために、中国衛生部は11日、北京、黒龍江省など10の省・市の計20の病院と実験室を指定し、インフルエンザ入院患者に対して、感染ウイルスの抗原性、遺伝子、薬への耐性などの分析作業を指示した。
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