「南寒北旱」 中国、気候が「二極化」 インフレが深刻化の恐れ
【大紀元日本1月20日】中国南部地区では、今年に入ってからも強い寒気による雨と雪が続き、交通網と日常生活に大きな被害が出ている。一方、北部地区では深刻な干ばつに見舞われ、農地が枯れ農産物の生育や住民の飲用水に深刻な影響が出ている。二極化する気候は農産物の生産に影響し、インフレがさらに深刻化する恐れが出ている。
南部では特に貴州省、湖南省、重慶市などで、今年に入ってから1週間以上雪と雨が降り続いていたという。
一方、北部は特に河南省、山東省が深刻な干ばつに見舞われ、一部の農地はすでに枯渇し亀裂が現れている。山東省は東北地区を除き、4カ月以上有効な降水がなく、全省の50%を占める約180万ヘクタールの小麦畑の生育が深刻な影響を受けている。
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