死去した香港民主運動の重鎮、天安門事件リーダーの国外救出に初の裏証言
【大紀元日本1月13日】2日に死去した香港の民主運動の指導者・司徒華氏(享年79歳)および香港の民主団体「香港市民支援愛国民主運動聨合会」(略称・支聨会)が、1989年中国当局に武力弾圧された学生民主運動「六・四天安門事件」のリーダーたちを救出した一部詳細について、香港紙が報じた。司徒華氏は過去20数年間、本件について「支聨会」の関与を語らず沈黙し続けていた。
民主運動の精神リーダーと称えられた「支聨会」の司徒華・主席が死去した2日後の今月4日に、香港紙・明報は昨年10月に病床についた同氏への取材を報道し、一面を使って当時同氏と「支聨会」による学生リーダーへの救出活動、名づけて「黄雀行動」の一部詳細を伝えた。明報によれば、取材時、「支聨会」の常務委員・張文光氏も現場に居合わせ、張文光氏や救出活動当時の「支聨会」の副主席だった朱耀明氏も取材の内容を確認した。
司徒華氏はこの取材で次の経緯を明らかにした。
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