英国バイリンガル子育て奮闘記(65)新しいクラスメートたち (1998年 秋)

【大紀元日本12月13日】新しい学校は少数精鋭というわけではなく、主流の教育に乗り切れなかった子どもたちも混ざっていた。ここで耳にした言葉は、ディスレクシア(Dyslexia)。学習障害の一種で、辞書には難読症という訳があった。

英単語を読むには、アルファベットをひとまとめに見る能力が必要だそうだ。日本語のひらがな、カタカナや中国語の漢字のように、一つの文字が一つの音を表わしていないからだ。目がうまく作用せず、アルファベットが順に頭の中に飛び込んでこないとかで、どうしても単語を一目見てつかみとることができない子は、英語圏では少なくない。そういう子は、読み進みが遅く、スペルもできなかったりする。普通に学校に通っていると、出来の悪い子、のろまな子としてイジメの対象になりがちだ。

専門家の診断を受け、学校側も配慮するようになると、目に見えて学力があがるようで、新しい学校はこのディスレクシア対策が整った学校のようだった。わずが十余名の一クラスに3人はいたと思う。試験時間も30分長く割り当てられたりする。紙面の文字は苦手だがコンピュータなら大丈夫という子もいて、それなりの配慮があったようだ。

▶ 続きを読む
関連記事
卵には、記憶に関わる神経伝達物質の材料となるコリンや、脳を支える栄養素が含まれます。認知機能低下やアルツハイマー病予防との関連を、研究と食事の視点から紹介します。
血糖コントロールでは、食事の内容だけでなく食べる順番も重要です。たんぱく質を先に食べることで満腹感や血糖上昇の緩和に役立つ可能性があり、その仕組みを紹介します。
股関節の痛みは筋肉の弱さやアライメントの乱れが原因のことも。バタフライストレッチ・グルートブリッジ・チェアスクワットなど、自宅で寝ながらできる5種目を理学療法士が解説します
パスポート写真で求められるのは、笑顔よりも「本人と確実に照合できる顔」です。なぜ無表情が基本なのか、顔認識技術や国際基準の背景から、申請で失敗しない写真のポイントを解説します。
中医学の五行説では、怒りや心配、不安などの感情は体内の気の流れと関わると考えられています。木・火・土・金・水の視点から、心身のバランスを整える知恵を紹介します。