深セン東芝グループ傘下企業の従業員がストライキ=広東省
【大紀元日本12月10日】8日、東芝グループに属する加工工場で労働争議が発生し、補償金額を不服とする元従業員100人以上がストライキ・デモを行った。ラジオ自由アジア(RFA)が9日伝えた。
ストライキ・デモを行ったのは深セン一鑫(きん)三福精密来料加工工場の解雇された従業員ら。目撃者によると、100人以上の従業員らは補償に対し不満を持ち、工場が補償金を増額するよう地方政府に協力を求めていたという。しかし政府が、元従業員の要求は不合理であり、工場側は「労働法」に符合しているとの判断を下したため、デモはその場で解散となった。
一方、ラジオ自由アジア(RFA)が担当地方政府・福永街道事務所に確認したところ、事務所にやってきたのは20人ぐらいだったという。工場は彼らを解雇すると言ってはおらず、工場の賃貸期限が来たため第二工場へ移す予定だ。新しい職場への異動を希望しない場合は、工場は勤続年数を考慮し労働法に照らし合わせた補償をすると言っているが、彼らはその補償の倍を要求している。これはすでに法外なことだ、と事務所職員は説明した。
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