【漢方の世界】 カルテ(十六)―中国古代のワクチン

【大紀元日本10月26日】「風邪を治す薬を開発したら、ノーベル賞ものだ」。時折こんな言葉を耳にする。病院や町のドラッグストアにたくさんの風邪薬が売られているが、効果はないのだろうか。薬は確かに熱を下げたり、咳や腹痛を抑えたりする働きがある。しかし、これらは「風邪の症状」を治しただけで、風邪そのものを退治したわけではない。

現代医学はこれほど発達したのに、風邪ひとつ治せないのだろうか。いや、風邪と侮って(あなどって)はいけない。風邪は細菌やウィルスが招く病気だが、抗生物質でウィルスを撃退することはできないのだ。ウィルスが招く病気は厄介なのである。

ウィルスに対処する有効な方法として、ワクチンがある。ワクチンは、1879年のコレラワクチンが最初だとされている。しかし、漢方では千数百年も前にワクチンが開発されていたのだという。

▶ 続きを読む
関連記事
気分の落ち込みやストレスを感じるとき、食事は心の調子を支える一つの手がかりになります。バナナ、柑橘類、青魚、ダークチョコレートなど7つの食材を紹介します。
夏至から半夏生にかけては、陽から陰へと季節の流れが変わる節目です。しそ、タコ、オクラなどの食材を通じて、湿気によるだるさや脾胃の不調を整える養生の知恵を紹介します。
写真を撮るとき、なぜ「はい、チーズ」と言うのでしょうか。何気なく使っている掛け声には、自然な笑顔を引き出すための発音の工夫があります。
中医学では、経絡を気が巡る通り道と考え、流れの滞りが不眠や不安、こわばりなどの不調につながるとされます。日常で取り入れやすいツボ押しも紹介します。
認知症予防の鍵は、座る時間を減らすことだけではないようです。最新研究では、読書や学習など「脳を使う座り方」が認知症リスクの低下と関連することがわかりました。日常の過ごし方を少し変えるヒントを紹介します。