【大紀元日本9月20日】社会で受ける様々なストレスに対し、心や体を癒すことが今ひとつのブームになっている。人気のある癒しの方法は、運動・マッサージ・腹式呼吸・ヨガ・太極拳・瞑想、そして芸術や音楽などのクリエイティブなものなどがある。
これらの方法は、心身をリラックスさせる効果があり、ストレスを大幅に軽減させることができる。
非営利団体・ヘルスガイド(Healthguide.org)の報告によると、ストレスが多く発生すると、すぐに体の中でそれが化学物質に変化し、「戦うか、または逃げるか」という反応を起こすという。これらのストレス防衛本能は一時的に役立つが、長期にわたると体に大きな負担がかかる。
一方、リラックスした状態は、体にバランス感覚を取り戻させ、深い呼吸、ストレスホルモンの減少、血圧の安定、筋肉のリラックスをもたらすという。
また、研究によると、リラックスの効果として体のエネルギーと注意力の増加、免疫力の強化、痛みの緩和、問題解決能力の向上、モチベーションの高揚などがみられるという。
こころに平和をもたらす
ストレス解消法の中でも、特にお勧めなのが瞑想である。米ミネソタ州ロチェスターに本部を置く大病院のメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)はホームページで、「瞑想とは元来、生命の神秘に対して理解を深める方法であり、古代からある修煉方法である」と述べている。
瞑想はシンプルでお金もかからず、特別な器具を買う必要もない。また、手軽にどこでも練習することができることから、同クリニックは瞑想を推奨している。
また、研究によると、瞑想は喘息・アレルギー・腫瘍・高血圧・うつ病・心臓病など様々な病気に効果があるとされている。
そのほか、精神面でも多くのメリットがある。瞑想はネガティブな感情を抑え、多くの自己認識と「今の自分」を感じる能力、またストレスをコントロールする能力を向上させる。瞑想は、ストレス緩和の方法として、新ためて注目されている。
瞑想についての情報(英語)は、http://www.doctorsontm.org/をご覧ください。
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