「あなたを好きになったことはない」 中国人の国連事務次長、潘事務総長に「本音」

【大紀元日本9月13日】中国人の国連事務次長・沙祖康氏はこのほど、夕食会の乾杯スピーチで、酒に酔って、潘基文・事務総長に本音ともとれる外交辞令らしくない発言をした。米外交専門誌フォーリン・ポリシー(Foreign Policy)が9日、国連記者の話として伝えた。

同記事によると、中国の外交官、国連の経済社会問題担当の沙事務次長は、オーストリアのアルプバッハでの夕食会で潘事務総長に、「事務総長、あなたが私をきらいなのは知っている。私もあなたを好きになったことは一度もない」と述べたという。また、潘事務総長が自分を「追い払おうと試みてきた」と発言し、「いつだってクビにしていい、今日にでも」と挑発をした。

沙氏はさらに、「(国連本部のある)ニューヨークなんかに来たくなかった。一番いやなことだった。しかし今は、国連を愛するようになってきたし、あなたの一部のことに感心の念も湧いてきた」と話した。

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