英国バイリンガル子育て奮闘記(52) 褒められない親 (1996年頃)
【大紀元日本9月13日】イギリスで子育てをして感じたことは、子供を「褒める」ということ。親も先生も、とにかく「褒める」。カフェテリア形式の昼食の際、全校生徒の行動を見ているボランティアのお母さんがいて、お行儀の良い子は表彰され、悪い子は警告カードが渡される。別の学校では、生徒が良いことをすると、自宅に葉書が送られていた。それぞれ、異なる校長先生のアイデアによるものなのだろうが、子供はおおっぴらに褒められる。親も有頂天になって喜んで、皆に話す。
私は、東洋文化から来たせいか、我が子を褒めてしまったら、自分も子供もおしまいになってしまうのではないかという気持ちが働き、どうも、人前で娘を自慢したり褒めたりすることができなかった。
娘が3年生の頃だったと思う。ピアノを友だちとお母さんの前でちょこちょこっと弾いていたので、「showing off!(みせびらかして)」と言ったら、プイッと二階の自室にこもってしまった。私は、他人の前で謙虚になるつもりで軽く言ったのだが、本人にとっては心にぐさりとくる一言だったようだ。ここで、歯の浮いたように、上手、上手と褒めなければいけなかったのだろうか?
関連記事
春が訪れ、米オレゴン州の動物園で暮らす2頭のクロクマの子どもが、冬眠から目覚めました。目覚めてまず向かったのは、水浴び用の大きな桶でした
浴室のカビやキッチンの油汚れは、日々のひと工夫で防げます。重曹や柑橘の皮を使った自然な掃除法も紹介します。
高地に住む人は、なぜ糖尿病になりにくいのか。最新研究は、赤血球の意外な働きに注目しています。
親切な行動は、相手のためだけではないかもしれません。研究が示した「人助け」と脳の健康の関係を紹介します。
身近な鳥のさえずりを1分聞くだけで、気分が高まり、ストレスが和らぐ可能性があります。自然音の癒やしに注目です。