改革開放30周年スピーチ 胡主席、政治改革について 温総理と異なる言論
【大紀元日本9月9日】中国南部の深圳市が改革開放の窓口として深圳経済特別区となって30周年を迎えたのを記念するために、胡錦涛主席は6日、記念式典に出席し、演説を行った。1週間前に深圳を訪れた温家宝総理が明言した政治改革の推進について、胡主席はすこしも触れなかった。胡温政権内部の分岐として注目されている。
報道によると、胡錦涛主席は演説で「経済、政治、文化および社会体制の改革を推進する」と言及したが、しかし、その改革とは「中国の特色ある社会主義」という構造のもとで行うものであって、自由社会の三権分立的な民主制度とは雲泥の差がある。香港紙は、胡主席の演説は実質的な内容がなく、いつもの決まり文句にすぎないと批判した。
1週間前、温家宝総理は深圳を視察し、政治体制の改革を堂々と述べていた。そのため、胡主席はこの式典で正式に政治改革を行うことに言及するであろうと予測されていた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。