金賞作品はニセモノ? 全国写真コンテストの受賞作品、盗作の疑い
【大紀元日本8月13日】中国最大の写真コンテストである「全国撮影芸術展」の芸術部門で金賞を受賞した作品「明日の現実」は盗作の疑いが強いと、中国国内メディアが9日付で伝えた。
湖に立ちすくむ枯れ木。しかし、その木々の姿は既存の写真とそっくり。元となった写真を左右反転させ、鳥の写真を画像加工ソフトで湖面に散らせると、「明日の現実」が完成する。受賞者は湖南省のカメラマン、侯謝さん。盗作疑惑について、現在コンテスト主催者側が調査中だという。
盗作の疑いを指摘したのは、江蘇省鎮江市の広告会社経営者で省写真家協会会員の陳聯軍さん。同社職員と今年の受賞作品を鑑賞した際に、従業員の楊家輝さんが「どこかで見たことがある」と言って、会社にある素材画像集から瓜二つの元写真を見つけ出した。この写真集は10年前に陳さんが購入したもので、写真集そのものも「海賊版」であるため、元写真の作者は不明という。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。