米メディア大手・ニューズ、中国語TVチャンネルを売却
【大紀元日本8月11日】世界メディア王のルパート・マードックが会長を務める米国大手メディア社、ニューズコーポレーションは9日、所有する複数の中国語TVチャンネルの経営権を上海政府系投資ファンドの華人文化産業投資基金(China Media Capital、以下CMC)に売却すると発表した。
ニューズは「新たな成長機会を見直すため」と公式ホームページで説明しているが、中国の報道規制や、中国国内での知的財産権の保護が難しいことなどが、同社の中国での放送権拡大事業を後退させたと見られている。
売却条件は明らかにされていないが、ロイターによると、メディア・パートナーズ・アジアのアナリストは、今回の合意による年間売上高は5000万ドル以下になると予測しているという。
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