新彊発の国内旅客機、爆弾警告で緊急着陸
【大紀元日本7月16日】7月14日、中国の新疆ウイグル自治区ウルムチ市から南部の広州市に向かう旅客機が、爆弾をしかけたという警告を受け、北部の蘭州市で緊急着陸した。
中国の国営通信「新華社」によると、中国南方航空のCZ3910便は、14日夜7時30分頃ウルムチ市を飛び立った。その1時間半後、航空管制センターが、同機に爆弾が仕掛けられたという警告を受けたことを警察に通報した。
一方、「中新社」は、広州市の警察当局が夜7時頃、CZ3910便に爆弾が仕掛けられたという匿名の電話を受けたと報道している。
これを受け、同機は夜9時53分頃、甘粛省の蘭州市中川空港に緊急着陸し、乗客乗員112人が旅客機から降りて避難した。
蘭州市公安局のスポークスマンによると、公安当局が全員に職務訊問した。また、安全機関は同機を捜査し、翌朝4時までに、爆弾が仕掛けられていないことを確認した。
同機は15日朝、再び広州市に向かって飛び立った。
(翻訳編集・叶子)
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