小さい川と大きな砂漠

【大紀元日本6月6日】小さい川が、高山から多くの村落や森林を抜けて、最後に砂漠に辿りついた。たくさんの困難をのりこえてきたので、砂漠もまた越えられると思っていた。しかし、何度試みても水は砂漠に吸い込まれてしまう。どうしても乗り越えることができない。「もしかすると、こういう運命にあるのかもしれない。言い伝えで聞いたことのある広大な海までは到底流れ込むことはできない」と小さな川は意気消沈した。

その時、「もしそよ風が私を越えることができるなら、あなたにもできるはず」と大きな砂漠の声が聞こえてきた。

「そよ風は砂漠を飛べるけれど、私にはできません」と、小さな川は不満げに言い返した。

▶ 続きを読む
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く