中国江西省、列車脱線で19人死亡 遼寧省も高速道路で事故、32人死亡
【大紀元日本5月23日】中国では23日未明、南部の江西省と北部の遼寧省で2つの大きな交通事故が発生した。中国国内メディアが報じた。
2時10分、江西省撫州市で、上海発広西チワン族自治区桂林行きの17両編成の列車が脱線した。同日夜20時30分現在、乗客乗員19人の死亡、71人の負傷が確認された。
今回の脱線事故は、江西省の山間部で発生したもので、山崩れによる土砂で埋もれた線路に列車が進入し、先頭の機関車と客車9両が脱線したという。現場付近では連日大雨が降り続き、地盤が緩んでいたと見られる。
一方、江西省列車脱線事故直後の3時頃、中国遼寧省阜新市の高速道路で、長距離バスと大型トラックが衝突する事故が発生した。車両が激しく炎上し、トラックに乗っていた3人とバスの乗客29人の計32人が死亡。24人が負傷し、うち3人が重傷だという。
事故当時、トラックがサービスエリアから逆方向の車線に出たため、正常運行していた長距離バスと正面衝突したとみられる。事故に遭った長距離バスは、天津から黒竜江省ハルビンに向かう途中だったという。
(翻訳編集・張YH)
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