検閲なしの中国報道、世界で最も貴重=ピューリッツァー賞審査員

【大紀元日本5月7日】米国と並んでG2と言われるほど世界経済に最も重要な影響を与えるようになった中国。一方で、未だに共産党一党独裁体制で言論と報道の自由が厳しく制限される。ピューリッツァー賞審査員でコロンビア大学のリー・ボウリンジャー学長は先月、4月に公表された今年のピューリッツァー賞受賞リストについて言及した際、米国や世界に大きな影響を与えた中国報道が、受賞リストに現れなかったことを残念に思い、米国の新聞社倒産ブームの中、検閲なしの真実の中国報道が最も貴重だと述べた。

ボウリンジャー氏は、4月21日に米国家憲法センターで開かれたコロンビア大学の校友懇談会で言論の自由と報道の価値観について行った講演の中、中国関連の報道と中国での報道の自由の重要性を再三強調した。同氏は、米国憲法修正第1条(言論、出版、集会と宗教信仰の自由)及び言論の自由に関する先進的な考えで知られている。

閉鎖されつつある海外報道局

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