流行語で読み取る激変の中国(31)

【大紀元日本4月14日】中国の官僚たちは一日、どんなことをしているのか、あるいは中国の国民たちは官僚たちの一日をどのように見ているのか。次の順口流「官場日志」は、このような疑問に答えた。

動詞「打」は、順口流「官場日志」で一貫して、さまざまなバリエーションを描き出している。「打拳」とは、太極拳などをやって体を鍛えること。「打盹」はうとうとして居眠りをすること。「打隔」は「打飽隔」の略で、飽食してげっぷが出ること。「打哈」は「打哈欠」の略で、あくびをすること。「打牌」は、トランプやブリッジやマージャンなどをやること。「打…」は後の文字が略されているが、「打砲」(セックスする)のこと。ここでは、恥じる行為だから直言を避けたというよりも、略されたことによってより注目を集め、そのムードを高めようとしたものであろう。「打架」はけんかすることである。

 原語:

≪官場日志≫

清晨起床,打拳。

上午開会,打盹。

中午吃飯,打隔。

下午上班,打哈。

傍晩加班,打牌。

晩上娯楽,打×。

半夜回家,打架。

 日本語訳:

「官界での日課」

朝起床したら、太極拳をする。

午前会議に出たら、居眠りをする。

昼飯を食べたら、げっぷが出る。

午後勤務したら、あくびをする。

夕方残業したら、マージャンをする。

夜娯楽するなら、女遊びをする。

真夜中帰宅したら、夫婦喧嘩をする。