チベット「3・14」事件から2周年 各地で厳戒態勢

【大紀元日本3月15日】3月14日は、チベット「3・14」事件の2周年記念日。首都ラサでは中国当局が特別警察を配備して厳戒態勢を敷き、物々しい雰囲気となっている。BBCによると、警察側は各種のけん銃や銃弾、ナイフ等の所持を取り締まり、ホテルや疑わしい住居などに突入捜査などを行っているという。また、ラサからの情報によると、警察側の突入捜査は夕刻に始まり深夜まで行われているようだ。

08年3月14日、チベットの首都ラサで発生したチベット人の中国共産党統治に対するデモ抗議は、20年来で最大規模の暴力事件に発展した。これによりチベット全域の情勢はさらに緊張した。

この他にも、最近、ネパール国境歩哨所でも警備が強化されている。ネパール側の報道では、中国当局は保安措置を強化し、現地チベット人の中共に対する抗議活動を制限していると伝えている。

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