愛に重さなし

【大紀元日本9月6日】あるヒンズー教徒が、歩いてヒマラヤの聖地へ巡礼に向かった。

道のりは遥か遠く、山道はでこぼこで、空気はとても薄かった。背負っている荷物は別に多くはなかったが、息が切れて、先へ進むのはとても厳しかった。

彼は歩いては休み、休んでは歩き、絶えず前を見渡し、目的地が早く目の前に現れないかと望んでいた。しばらく行くと、前方に、まだ10歳にもならないと思われる幼い女の子が見えた。彼女は、よく肥えた子供を背負い、ゆっくりと前へ進んでいた。彼以上に息を切らし、汗びっしょりだったが、背中の子供を大事そうに両手でしっかり支えていた。

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