【草木染めの植物】凌霄花(ノウゼンカズラ)
【大紀元日本7月17日】中国原産で、平安時代には薬用として、現在では庭や公園などに植えられているノウゼンカズラ科の落葉樹。つる性で、付着根を出し、近くの樹木や建物等にからまって伸びていきます。6~8月まで、朱色でラッパ型の花が次々咲いていきます。赤みの濃い花はアメリカノウゼンカズラで大正時代に日本に入ってきました。花は凌霄花(りょうしょうか)、根は紫葳根(しいこん)という生薬です。なお汁液は皮膚炎を起こしますので注意が必要です。
【薬用効果】凌霄花は肝に働き血液の流れを良くして、月経不順や腫瘤などに、また全身の瘙痒に使用されます。一日量は乾燥物3~9gを煎服します。妊婦には使用禁止です。紫葳根も同様の効果があります。
【染色用】花後茎葉を煮出して染液とします。煮染して、乾かします。アルミ媒染で薄黄色、銅媒染で茶がかった黄色、鉄媒染でグレーがかった黄色が染まります。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。