【大紀元日本3月27日】いよいよ桜満開の季節を迎えた東京・上野。その上野公園の不忍池畔で、恒例の骨董市が開催中である。
年に数回おこなわれるこの催しのうち、現在開催中のものは「さくら祭り春の骨董市」で、開催期間は3月21日から4月10日まで。
不忍池のほとりには10数張のテントが並び、各骨董店が自慢の品を積み上げて、道行く人の目を引いていた。
ここでは、由緒正しい本物(?)の仏像や美術品をはじめ、古着、古道具、古家電、古本、古楽器、古万年筆、古仏具、古茶器、古カメラと、中古ながら味わい深い、あらゆる物が売られていると言ってもよい。一つ一つを見ていても飽きないのだが、それら骨董品や中古品が店内でぎっしり密集隊形を組むと、さらに一つの「不思議な世界」が形成されているようで、思わず足を止めて見入ってしまう。
この骨董市の売り上げの一部は、東京都の「東京を緑に」運動へ寄付されるという。前回、1月の初春骨董市では50820円が同運動へ寄付された。
店内はひとつの「不思議な世界」となっている(大紀元)
精巧なガラス細工に見入る少女(大紀元)
とにかく楽しい骨董店の店先(大紀元)
まもなく桜に染まる上野・不忍池(大紀元)
(記者・牧)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。