【大紀元日本3月3日】台湾台南に続いて、2月25日から台北で行われていた神韻国際芸術団・台北公演が3月2日、幕を閉じた。
台北国際会議センターで行われていた同公演は、8公演で2万4千人の観客を集める大盛況ぶりで、連日、芸術界や政財界の多くの著名人が鑑賞に訪れた。
先月19日に、神韻芸術団が昨年、一昨年に続いて3度目の台湾入りをして以来、台湾社会に大きな反響を巻き起こし、台湾最初の台南公演は連日の満席で、その盛況ぶりがそのまま台北公演にも引き継がれた。
台北公演最後の公演となった2日夜の公演には、最後のチャンスを逃すまいと多くのファンが駆けつけ、3千席が1枚残らず完売となったという。
当日の公演には、中国大陸や香港からわざわざ鑑賞に訪れた観客もみられ、鳴り止まぬ拍手とアンコールの声の中、3度のカーテンコールで、幕を閉じた。
親戚訪問のために台湾を訪れていた大陸からやってきた人は、1日の公演があまりにもすばらしかったので、2日の公演には他の大陸から来た友人も誘って来たという。
「舞台で演じられた多くのものは、今は大陸では見られない。神仏が下界に下りてくるという描写はとても気に入った。最後の演目のバックスクリーンに描かれた大法輪はとてもきれいですばらしい。」
台湾声楽界の権威で、「台湾の蝶々夫人」の誉れを持つ呂麗莉教授は、40人あまりの文芸界関係者を連れて鑑賞に訪れた。
「俳優たちの一挙手一投足、さらには一つ一つの笑顔から、非常に真剣に取り組んでおり、正にプロだということがわかる。神韻芸術団は、舞台を通して私たちに想像する空間を与えてくれた。」
医療促進基金界理事長で、国立台湾大学名誉教授の連文彬氏は、「どの演目もすばらしく、一流で、舞台を通して中華文化がよく理解できる。歌の中にあった『時は待ってくれない』という歌詞は、80を過ぎた私には本当に感慨深いものがある。さらに努力しなければならないと感じた」という。
神韻芸術団はこの後、台中に移動し、4日から8日まで中興大学で7公演行うことになっており、2日夜の台北公演を鑑賞したファンの中には、高速鉄道で南下し、神韻芸術団を「追っかける」つもりだという観客も数多く見られたという。
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