2月14日バレンタインデー、世界各地の表情

【大紀元日本2月15日】2月14日のバレンタインは西洋人社会での伝統的な祝日であり、セント・バレンタインデーともいう。

バレンタインデーは古代ローマ時代の神父の日に由来する。当時、ローマ郊外の森林にたくさんの狼がおり、人々と家畜にとって脅威であった。ローマ人は神父が狼を駆除することができるとして2月15日を祝う日にした。やがて、その前日の2月14日に、ローマの女性の名前が書かれたたくさんの紙が集められ、男性が引いた紙に名前を書いて、その女性とカップルになる儀式へと発展した。

紀元270年、ローマ帝国の暴君クラウディウス2世は既婚者男性が、家族のために戦場行きを拒むことを恐れて、結婚禁止法令を頒布し、強いては既に婚約したカップルに対して強制的に婚約解除させたという。当時、サンタス・バレンティノ神父はカップルたちを哀れに思い、法令に従わずに、こっそり多くのカップルに結婚式を挙げた。しかし、後にそのことがばれてしまい投獄され、紀元270年2月14日に処刑された。14世紀以降、人々は人間の偽りのない気持ちを守るために自ら犠牲になったバレンティノ神父を記念するために、2月14日をバレンタインデーとした。

▶ 続きを読む
関連記事
スマホの長時間使用は、視力低下、聴力障害、心血管リスク、姿勢異常、生殖機能低下、メンタル不調まで関係します。専門家が指摘する6大リスクと減らし方を紹介。
客室乗務員が勧める搭乗前の9つのマナー。髪を洗う理由から服装・香水・裸足NGまで、機内を快適に過ごすための意外なコツを紹介します。
果物や野菜がすぐ傷む原因は、熟成を促すガス「エチレン」。その働きを理解すれば、熟成を早めることも遅らせることも可能です。食材を長持ちさせる保存ガイド。
がんは「どこにできたか」より「どんな遺伝子異常か」で治療が変わる時代へ。がん種横断治療の考え方と代表マーカー、限界点を整理します。
人工甘味料飲料も糖質飲料も、脂肪肝の発症リスクを高める可能性があることがヨーロッパの大規模研究で判明。毎日の飲み物の選択が肝臓の将来を左右します