「料理の鉄人」陳建一氏:神韻には中国の歴史のすべてが詰まっている
【大紀元日本2月12日】日本で著名な「中華料理の鉄人」陳建一さんが、11日、神韻東京公演の夜の部を鑑賞した。
鑑賞後、記者に会うなり息もつかずに「すばらしい! 本当にすばらしい! この神韻には、中国の歴史のすべてが詰まっている」と、その感動を大きさを顕わにした。
日本生まれの陳建一さんは満面に笑みを浮かべ、日本で学んだ中国語で、感嘆するように述べた。
「中国の歴史は悠久のものです。それがこの神韻には全て詰まっています。今夜の公演は本当に面白かった。舞踊は非常に美しく、私はとても気に入りました。神韻は、いろいろな昔の物語など、実に内容が豊かですね。李白が酒に酔うその姿など、まさに詩情であり、また一幅の絵のようです」
日本でおなじみの「麻婆豆腐」は、陳建一さんの父である陳建民さんが最初に日本へ伝えたものである。陳建民さんと、近代中国の著名な書道家である張大千氏は、同じ四川省出身の同郷であり、また親友同士でもあった。そのことを思い出した陳建一さんは、感慨深げに、こう述べる。
「もしも私の父と張大千さんが今もいたならば、きっとこの神韻を喜ぶことでしょう」
陳建一さんは最後に、元気な日本語で「皆さん、頑張ってね!」と、激励の一言をくれた。
陳建一さんは、かつて日本で人気を博したテレビ番組「料理の鉄人」の中華料理部門で、卓越した料理の技を発揮した。以来、「中華料理の鉄人」といえば、陳建一さんを指すことは今日でも広く知られている。
※神韻国際芸術団は、昨日の東京公演に続いて18日まで、名古屋、広島、大阪で公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。
(記者・呉麗麗、翻訳・牧)
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