フォンテラ社の中国悪夢
【大紀元日本9月22日】「フォンテラ社の中国の悪夢は、企業の失敗、自由貿易および国家腐敗の毒ミックスです」。ニュージーランド連合党が19日午後に発表したプレスリリースの冒頭、ニュージーランドの乳業大手フォンテラ社が今回中国で遭遇したことについてこう述べた。フォンテラ社は、中国で数千人の乳児に腎臓結石を引き起こした汚染粉ミルクの製造メーカー「三鹿(Sanlu)グループ」の43%の株を保有するパートナーである。
9月11日に初めて明らかにされた三鹿ブランドの粉ミルクが工業用化学品メラミンを含有していたことで乳幼児に腎臓結石を引き起こした事件は、ニュージーランド国内で9・11テロ事件発生当時のような衝撃を与えた。事件後、フォンテラ社は、問題が発覚する数週間前に汚染された事実を把握しており、商品回収を至急行なうよう中国側に求めていたことを明らかにしたが、ニュージーランド国内では、タイムリーに公衆に公開しなかったことに重大な責任が問われている。
先週、三鹿事件に続き、中国国内22社の乳業主要メーカーの乳製品からもメラミン使用が発覚した。民衆の怒涛の怒りに中国当局は、中国乳製品業界が乱れており、管理及び品質監督に普遍的に問題が存在すると認めた。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。