四川大地震:余震と降雨による新たな災害
【大紀元日本5月22日】ここ数日、四川省では強烈な余震と降り続く雨が救済活動を難しくしているうえ、被災地に新たな災害と危険な状況を引き起こしている。
新華社によると平武県からの情報では、国道が通るカーブで55kmにわたり土砂崩れが発生。綿陽から平武県に続く唯一の道路が寸断され、多くの救援車両が足止めを迫られているという。また、昨晩初めて開通した茂県から汶川区間の道路は、余震と降雨のため非常に脆くなっており、貨物車の通行が難しくなっている。
20日から四川省の被災地で降り出した雨は大雨となっている。多くの堰塞湖では水位が上昇しており、すでに警報が出されている堰塞湖は再び試練に直面したと言えるだろう。中国国土資源部は緊急に9つの作業グループを派遣し、北川県などで再度調査を行っている。
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