四川大地震発生と同時期、中国各地で異常気象相次ぐ

【大紀元日本5月16日】四川省大地震が発生した12日前後、中国の多くの省・市でも異常気象が観測された。湖北省の多くの市・鎮では竜巻、暴雨、雹に見舞われ、地元の農業に深刻な被害をもたらした。また、山西省五台県は大地震の前日に大雪と霜に見舞われ、地震が発生した日の朝方には河北省森林公園で大雪となった。

大陸のメディアによると、湖北省荊門、天門、仙桃、襄樊、鐘祥など多くの都市は大型竜巻、暴雨、強い雹(ひょう)に見舞われ、それぞれ約20~30分続いた。一部の場所では、ピンポン玉の大きさの雹が降り、農作物に深刻な損失をもたらしたという。

*天門市で60年ぶりの雹

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7万人の犠牲者を出した四川大地震が12日、発生から13年を迎えた。地震のなか、校舎の倒壊で死亡した児童・生徒の保護者100人は同日、同省都江堰市聚源中学校の跡地に集まり、追悼集会を行った。
四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
8月8日21時ごろ、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生。国家減災委員会の推測によると、100人程度が死亡、13万戸の家屋が破損した可能性があるという。国営メディアによると、ケガ人も多数でている。