古都奈良にこだまする「フリー・チベット」
【大紀元日本5月11日】5月10日午前に中国の胡錦涛国家主席が奈良の法隆寺、唐招提寺等を訪れたのに合わせる形で、同日午後、中国政府によるチベット人に対する人権侵害に抗議するデモ行進が、小雨の降る肌寒い天気の中、奈良市内で行われた。
デモ行進は、東大阪市に住む男性がインターネットを通じて呼びかけたもので、男性によると、参加者はおよそ200人で、金沢、神奈川、岡山等の遠方から駆けつけた人もいるという。
参加者は、午後3時過ぎにJR奈良駅前に集合し、3時半に「FREE TIBET」と書かれた横断幕を先頭に行進をスタート。繁華街の三条通を東進して終点の猿沢池まで、およそ1キロのコースを、「チベットに平和を」「パンチェン・ラマを返せ」「宗教の自由を」等のシュプレヒコールを繰り返しながらデモ行進を行った。
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