先進国家の新しい指標、GDPより幸福指数重視
【大紀元日本3月12日】経済成長を示すGDPよりも「幸福」の指標を重視する国が増えており、世界的ブームの勢いを見せている。多くの経済学者は、このブームは21世紀の価値観形成における一つの指標となるとみている。
仏のニコラ・コルサジ大統領はかつて、「われわれは経済成長を図る方法を変えなければならない」と主張し、ノーベル経済学者・スディガリツ氏およびシンエン氏を招き、フランス体制を改革するための資料として、生活品質指数を作成しようとしている。
製造およびサービス生産を量化した国内総生産(GDP)がこれまでの経済成長の指標だったが、スディガリツ氏は、長い間経済学者たちは経済成長の指標として、福祉の変化を計算にいれていないことから、GDPは良い方法ではないと考えている。スディガリツ氏は代わりに新しい方法はなければ、補う指標を構築すべきだと主張した。
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