【文化論エッセイ】名花十二客

【大紀元日本3月4日】宋の画家であった張景修が、12の名花に喩えて12種の客にあてはめたものに「名花十二客」というものがある。具体的には、このようなものだ。牡丹は貴客 、梅は清客、菊は寿客、瑞香(沈丁花)は佳客、丁香は素客、蘭は幽客、蓮は静客、茶靡(どび)は雅客、桂は仙客、薔薇は野客、茉莉は遠客、芍薬は近客、というものだ。

現代はとかく客となる相手の財布の大きさであるとか、名声とかいったことに目がいきがちであるが、宋代の人はこのように多角的に客人を観ていたのかとその度量の大きさにまず驚かされる。では、その意味するところは、簡単に言ってどのようなものだろうか?

「貴客」、これは読んで字の如しであろう。名声や財力に秀でた人だ。現代人が最も注目するところだ。「清客」、これは道徳的に道義が明確な人ではなかろうか?もしくは学問に秀でて世の中や将来が見通せる人だ。現代のように先端テクノロジーで道徳が混迷しているような時代には、是非客として招いて、差し向かいで茶菓子でも勧めたい人だ。

▶ 続きを読む
関連記事
便秘の原因は水分不足だけとは限りません。中医学で考える3つのタイプと、食事、ツボ押し、排便姿勢の工夫を紹介します
膝や太ももの痛みは、股関節の不調が原因かもしれません。見逃したくない5つのサインと、自宅でできる運動やケア方法を紹介します
4万人超のデータが示した「週末の寝坊」の意外な健康効果。適度な補眠が高血圧リスクを最大9%低下させる一方、4時間超はリスクが上昇。心臓専門家が語る、理想的な補眠時間とは
心臓病を防ぐには、胸の違和感や脚の腫れなどのサインに注意を。中医学の視点で、血流を支える養生を紹介します
「書く」だけで医者にかかる回数が減った。研究が示す、ジャーナリングの驚くべき効果。感情に名前をつける、距離を置く、物語にするなど、脳科学に基づく4つの実践法を今夜から試してみましょう