高騰し続ける物価、住民生活難で飛び降り自殺=中国広州市

【大紀元日本1月24日】1月21日、中国広州市のある男性は高騰し続ける物価に耐えられなくなり、生活難に陥ったため、ビルの8階から飛び降り自殺した。目撃者によると、男性は飛び降りる直前に「物価の値上がりが早すぎ、もう耐えられない」と叫んだという。

地元紙「新快報」によると、男性は飛び降りるまで8階ベランダの欄干に上がって長くいたことから、多くの見物者が集まったという。通報を受けて駆けつけた消防隊はエア・クッションを用意し、救助の準備をしているときに、男性が急に飛び降りたという。駆けつけた救急隊員が、その場で男性の死亡を確認したという。

現場にいた清掃業者によると、飛び降り自殺をした男性は身長約160センチで、寒い中でも薄着だったという。また、目撃者・蕭さんは、男性が飛び降りる直前に、「値上がりが速すぎる、もう耐えられない」と叫んだという。これについて、他の目撃者も同様のコメントだった。蕭さんは「経済的圧力が大き過ぎて自殺したのだろう」と語った。午後3時を過ぎても、死亡した男性の親族友人は現れなかった。

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