中国広東省:高圧電線用鉄塔工事に抗議、警察と住民2千人衝突
【大紀元日本1月5日】広東省佛山市順徳区勒流鎮稔海村の村民が当地の田畑を覆う高圧電線工事をめぐる賠償の折り合いがつかず、鉄塔建設工事に反対している。先週水曜日に当局は警官千人以上を出動させ工事を強行したため、村民千人以上と衝突が起きた。工事は現在停滞しており、地元行政府側は阻止しようとした村民らを逮捕した。
ラジオ自由アジア(RFA)によると、広東省汕尾当局は、数千の警察隊を配備した東洲村で、軍警察が権利を守ろうとした村民を射殺することで鉄塔工事の工程を保護した。これだけに止まらず同じ広東省で、今回は順徳当局が稔海村内での工事を強行しようとしたため、これを阻止しようとした村民らと衝突したという。
稔海村村民の阿斉さんの説明では、「26日、2千人の公安、警察犬や自動小銃、暴動制止隊が派遣され、工事を強行した。これに村民2千人が反対したため、朝、警官が村にやって来て村民の一人に暴行を加え連行していった。これを知った村民が憤激し衝突が起きた。ある村民が負傷したが幸いなことに入院せずに済んだ」という。
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