【大紀元日本1月2日】12月27日晩、新疆ウィグル自治区のアクス地区クチャ(庫車)県、トクス(新和)県、バイ(拝城)県内において住民が相次いで火の玉が飛んで行くのを目撃した。当地の警察が介入し調査を行っているが、まだこの火の玉の落下した場所の特定はできていない。
地元紙「新疆都市報」によれば、27日午後8時50分ごろ、バイ(拝城)県火力発電所職員の苗さんは突然暗い夜空が明るくなるのを感じ、顔を上げると直径約1mの火の玉が、光を放ちながらすごい速さで西南方向へ飛び去るのを目撃した。この火の玉がおよそ10秒後に消えた5分後、遠くの方から大きな重低音が聞こえ、それからまた静けさが戻ったという。
苗さんは、この時多くの人も目撃していると話している。同じ時間、トクス(親和)県公安局交通警察隊の数人の職員もヤンダークデュク(羊達古都克)で当直時に目撃している。警察は当初火の玉はユールードシバク鎮内に落下したと見て、その日の晩、数名の交通警察が車で探しに来たがその形跡はなかった。
再び、28日早くからトクス県公安局ユールードシバク鎮派出所が出動し捜索したが、見つけ出すことは出来なかった。
警官の話では、当時多くの住民が目撃したが、飛び去る速度が速く、皆どこへ飛んでいったのかははっきりと分からなかったという。
この他にもバインゴリン・モンゴル自治州のコルラ市の一部住民も目撃しており、気象部門が発射した人工降雪の砲弾だとか、宇宙から飛来した隕石か稀少金属だ、などと様々なうわさが飛び交っているという。
(翻訳・坂本)
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