【ことばの豆知識】「上品な女性」は「極上の女性」?
【大紀元日本1月2日】「上品な身のこなし」に、「上品なことば遣い」。自分もそうありたいと思いつつ、なかなかまねのできるものではありません。日頃の心がけの賜物なのでしょう。
ところで、「上品」とはそもそもどういう意味でしょうか。仏教では、極楽浄土に往生する人を、生前の行為や性質などから上・中・下に三分し、それぞれ「上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)」と呼んでランク付けしました。そして、それが次第に、「上品(じょうぼん)の紙/人」のように、広く一般的に人や物の階級(上等・中等・下等)を表すのに用いられるようになったようです。
この用法は、細々ながら現代にも残っており、「当店は上品の牛肉だけを扱っております」などと使われますが、より一般的には、「上品な味わい」「上品な女性」のように、「洗練された」とか「気品がある」といった意味で使われるようになりました。但し、現代では、呉音の「じょうぼん」に代わり、漢音で「じょうひん」と読まれるようになりましたが。
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