【コメディー】 ムオッシムニカ北朝鮮
【大紀元日本12月27日】
1.喜び組
平壌市内の招待所で・・・
労働党幹部 「将軍様、大変なことになりました。実は、喜び組のことなんですが・・」
キム将軍、きっと踵を返して、「おまえのような党の古株まで、何を間違っているんだ?あれは、喜び組ではなくて、正確には喜ばせ組だ!それにだ、あれは俺の私物だ!軽々しく口にするんじゃない!」
党幹部 「あっ、これは大変に失礼しました。・・・実は、その喜ばせ組の李・姐と崔・姐が、脱北して入韓しました・・」
キム将軍、努めて平静を装い、「それが、どうした?・・」
党幹部 「奴ら、南で暴露本を出してまして、こちらのことを詳細に書いているそうです・・」
キム将軍、顔を真っ赤にして、「それで、その本の評判は南ではどうなんだ?売れているのか?」
党幹部 「それが・・・ベストセラーに名を連ねているそうです・・」
キム将軍、天を仰ぎ、「失敗した・・奴らと印税契約を結んでおけばよかった・・・」
2.日本総領事館への駆け込み
元山の招待所で・・・
保衛隊幹部 「将軍様、大変です!中朝国境地帯の中国東北部に潜伏していた脱北者が、瀋陽の日本総領事館に駆け込みました・・・」
キム将軍、ブランディーを口に運びながら、努めて平静を装い、「それで、中国の公安の奴らは、何をやっていたんだ・・」
保衛隊幹部 「総領事館の門前で阻止しましたが、既に第三国経由で日本入りしました・・工作員を差し向けましょうか?」
キム将軍、天を仰ぎ、「失敗した・・奴らに、築地のマグロを頼んでおけばよかった・・・」
ある招待所内で・・・
党幹部がそっと耳打ち、「将軍、大変です!韓国で、10年ぶりに与野党が逆転しました・・ハンナラ党のイ・候補が勝ちました」
キム将軍、努めて平静を装い、「それが、どうした・・南の大統領に誰がなろうと同じようなものだろう・・・」
党幹部 「それが・・・今度の候補は、太陽政策に批判的な奴でして・・わが国への経済支援が滞る心配があるのです・・」
キム将軍 「失敗した・・・もっと拉致しておけばよかった・・・」