失地農民4万人、ネットで土地奪回宣言=中国黒龍江省
【大紀元日本12月18日】中国黒龍江省富錦市10の鎮72の村の農民合わせて4万人がこのほどインターネットで、1994年以降に国家建設の需要を口実に政府に低価格にて買収された約10万5千ヘクタールの農地の所有権を回収すると発表した。関連する長安鎮東南崗村では12月初旬に民主選挙にて村民代表を選び、土地所有権の奪回に挑んだ。
農民らは村の政府関係者を罷免し、民主選挙にて自治団体を作り、農民の権利主張を支持し、「略奪」された土地を奪回するために先頭に立って邁進し、公平の原則にて土地の分配を明確にした。
ここ数年間、農民らは各種の方法を用い、失った土地を奪回しようとしたが、すべてが失敗に終わった。特に、北京の弁護士に依頼し同件を提訴したことに対して、富錦政府からの悪意の妨害を受けた。農民らは今回の発表後、当局政府は反抗する農民に対して、さらに抑圧を強めた。
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