【台湾通信】日干しそば-「関廟麺」

【大紀元日本12月8日】日本の皆さん、こんにちは。今回の台湾通信では、台湾の特色ある伝統食品-「関廟」をご紹介します。

台南県関廟郷関帝廟「山西宮」(写真=楊安生)

「関廟麺」は、その名の通り、台南県関廟郷で作られています。機械によって乾燥させるのではなく、台湾南部の長い日差しと強い山風といった恵まれた地理条件を活かして作られており、その美味しさは台湾の人々の人気を呼んでいます。

この「関廟麺」は、見た目は普通ですが、一口食べれば、その違いがわかります。麺に腰があり、口当たり感がいいのです。これは正に日干しによる独特な作り方によるものでしょう。

麺を茹でる時間にこだわっている麺屋さんも、うっかり何十秒も茹ですぎても平気です。相変わらず、「柔らかくてもちもち」っとした食感に舌鼓を打つことでしょう。 

竹ざるに入れ、風通しをよくして干す。(写真=楊安生)

強い日差しの下で乾燥する。(写真=楊安生)

近年、「関廟麺」に新しい顔が生まれました。野菜、コンニャク、山芋、バナナ、竹炭などの健康食材を加えてヘルシーに変身した「関廟麺」が、バラエティな品揃えで市場に登場しています。

中央左に積んであるのはバナナ味(写真=楊安生)

(台湾記者=蘇燕)