中国四川省:現地政府職員、市民を集団暴行死
【大紀元日本11月14日】四川省宜賓市菜埧鎮で現地政府関係者が市民を暴行し、死なす事件が再発した。大勢の現地住民は町役場と派出所の前で集まり、加害者の厳罰を求める抗議を行った。約4百人あまりの警官が現場を封鎖、メディアの取材・報道を禁止した。
中国国内のインターネット情報によると、11月7日午後2時頃、現地では、現地政府の連合チームが市場を検査する際に、出店する梁雲貴さんと口論になり、数人の政府関係者が数分間にわたり梁さんに激しい暴行を加えた。その間、鎮のトップは傍で、「死ぬまで殴れ」と叫んでいたという。その後、人目を避けるためか、梁さんを現地の派出所に連行し、引き続き暴行した。まもなく被害者は意識不明に陥り、医者が現場に駆けつけた際に、彼はすでに死亡した。
このことが瞬く間に現地で広げ、怒り心頭の住民は大勢集まり、町役場と派出所を包囲し、殺人者の厳罰を要求した。現地政府は400人以上の警官を動員、現場を封鎖、メディアの取材機器を取り上げ、本件の報道を禁じた。
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