【中国のことわざ】以逸待勞
【大紀元日本11月4日】【以逸待勞yǐ yì dài láo】逸を以って労を待つ(いつをもって、ろうをまつ)・・・ゆとりを持って守りを固くし、敵が遠くから来て疲労するのを待って討ち取る。→来るべき時に備えて地盤を固め、好機が来たらそれを逃さずものにすること。
南朝の宋文帝のとき、夏の世祖である武烈皇帝はカイ(王+貴)を皇太子から罷免して、別に彼の弟である酒泉公の倫を立てた。カイは倫の元に出兵して倫は戦争で殺された。倫の兄がカイの元に出兵してカイを殺した。夏の君主は仕方なく昌を皇太子に立てた。元嘉二年の六月に武烈皇帝が死去して、皇太子である昌が跡を継ぎ、年号を承光と改めた。
九月に魏の君主が夏の世祖が死んだことを聞いて、「多くの者が互いに企んでおり、国民は不安を抱いている。出兵して討伐をもくろむにはよい時期である」と言った。これを聞いて長孫嵩はこう言った。「彼は城の守りを固めているようである。ゆとりを持って守りを固くし、われわれが遠くから来て疲労するのを待っているので、攻め込むのは危険である。」一方、崔浩は長孫嵩の意見に反対して強く討伐を主張し、両者の議論の争いは止まなかった。魏の君主は長孫嵩を大声でののしり、彼に「ゆとりを持って守りを固くし、敵が遠くから来て疲労するのを待っているなどという主張は安らかで楽しい生活をむさぼりたいだけのものである」と言ったが、結局、長孫嵩の言った通りになった。
関連記事
恋煩いで半年も食べられなくなった女性。名医が見抜いたのは、体の病ではなく「考えすぎ」でした。心と胃腸をつなぐ中医学の知恵をご紹介
肌のくすみ、抜け毛、疲れやすさは「気血不足」のサインかもしれません。中医学の視点から、食事・睡眠・運動で内側の活力を整える方法を紹介します
森を歩いたり、緑を眺めたりすると、なぜか心が落ち着く――その感覚には、科学的な理由がありました。自然に触れることで脳のストレス回路や注意力に起こる変化とは?わずかな時間でも得られる意外な効果と、日常に取り入れる方法に迫ります。
ハーブは飾りではなく、栄養豊かな「食材」にもなります。ペルシャ料理に学ぶ、抗酸化物質とポリフェノールを毎日の食事で増やす工夫を紹介します
小さなランタナは、互いに争わず、それぞれの時に咲く。人と比べず、自分の色と出番を信じて生きることの美しさを見つめます