ダライラマ、中国訪問発表
【大紀元日本10月22日】チベットの精神指導者ダライラマは18日、適切かつ十分な準備が整えば、無条件に中国大陸を訪問すると発表した。
ダライラマは、チベットが今でも未来でも中国の一部であることの主張を改めて言明した。
ダライラマは、ブルームジェンス研究所、アジア協会、戦略および国際研究センターなどシンクタンクが共通に開催したシンポジウムで、アジア協会会長のカクルブルック氏(元駐国連大使)で、現ブルームジェンス研究所所長のトバート氏(元副国務長官)で、、もう一人の元米国副国務長官のアーミテージ氏と意見を交換した。
トバート氏は無条件に大陸を訪問することを拒否するかどうかをダライラマに尋ねた、ダライラマは素直にこの質問に答えた。ダライラマは、パンチェンラマが逝去した時、中国側は葬式に参加するように招いた。ところが当時、あまりにも急で、十分な準備ができなかったため、やむを得ず、行かなかったと述べた.
ダライラマは、五台山に参拝に行きたい考えを示した、しかも喜んで中国共産党指導者と面会する気持ちを明らかにすることによって、分裂を望んでないことを主張した。ダライラマの話によると、昨年、中国共産党元全国人民代表大会委員長・李鵬のボディガードから、李鵬がますます宗教を信じるようになった。ダライラマは、それは、李鵬歳をとって、死亡に近づくようになって 怖くなったのではないかと半分冗談ぶりで話した.
中国共産党は、アメリカブッシュ大統領がダライラマに最高勲章を受章することを厳しく非難した、米国の元官員と学者や専門家は米中関係に対してマイナス影響はそんなにないと見ており、かえって台湾は気をつけなければならないと指摘した。
「戦略および国際研究センター」アジア戦略研究部主任のミードイ氏は、今ちょうど中国共産党の第17回党大会期間中、中国側はチベット問題に対して軟化することができない、台湾問題に対して軟化できないと同じようにと分析した。
ミードイ氏は、これは台湾へのメッセージとなると指摘。ダライラマは中国共産党に求めっているものは、まさに台湾が求めている自治方式である。
米国国会国家研究所国家安全政策の専門家・簡淑賢の話によると、ブッシュも議会指導者もダライラマが独立を求めていないと明言した、中国共産党だけまた言い方を換えない。今中国共産党が直面するチャレンジは、理性、平和的にチベット問題を処理すること。中国共産党は中国の主権を認める、妥協、非暴力のダライラマを孤立させることは、中国共産党自身の利益に合わないという。
ブッシュ大統領も信教の自由にいては、米中関係を損なうことはないと明言した。
(翻訳/編集 侍傑)