中国26歳女性がアジア一の大富豪に=Forbes誌アジア長者番付

【大紀元日本10月11日】米フォーブス(Forbes)誌は8日、26歳の中国人女性の楊恵妍氏=不動産企業経営者=が総資産160億米ドルでアジアと中国一の富豪となったと発表した。同誌は、中国の不動産市場と株式市場における急上昇の動きが、楊氏のような億万長者を誕生させたと指摘した。

フォーブス誌によると、2007年中国長者番付ランキングのトップ40人は、すべて億万長者だという。しかし、2006年の同長者番付ランキングにランクインした億万長者は15人しかいなかったという。さらに、今年のトップ40人の億万長者の3割が、不動産関連企業の経営者ということが明らかになった。トップ40人の大富豪の総資産が1200億米ドル(約13兆9200億円)に達しており、去年トップ40人の総資産の380億米ドル(約4兆4080億円)に比べて約3倍もの伸びがあったという。

楊恵妍氏は、中国広東省に本部を置く民間不動産企業「碧桂園公司」の楊国強会長の次女で、2年前に米国オハイオ州立大学を卒業した後、楊国強氏のアシスタントとして家族経営の碧桂園に入社した。同年度に、父親の楊国強氏から碧桂園の保有株を譲与されたという。

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