「西方極楽世界漫遊記」(2)
この記事は、「西方極楽世界漫遊記」(1)の続きです。
阿弥陀仏を拝見
兜率天を訪れた後、観音菩薩は寛浄を連れて阿弥陀仏を拝見した。到着すると、寛浄はただ大山の壁が聳えているようにしか見えなかったが、それは阿弥陀仏の足の指であった。寛浄法師が加持してくれるように祈ると、身体はすぐ高くなり、阿弥陀仏の臍ぐらいまでになった。寛浄は阿弥陀仏の形象に関して次のように語った。「その佛は、数え切れないほどの層の蓮花の台座上に立っており、花弁のそれぞれの層には宝塔があってすばらしい世界を演出しており、千万の色光を放出し、光の中に佛がおり、金色の光の中に座っていた。その佛の眼は、茫々たる大海のようで、人々は信じないかもしれないが、実際その眼は、人間界の大海のような大きさであった」。
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