「国際キログラム原器」が50マイクログラムの減量、原因不明=フランス
【大紀元日本9月16日】AP通信によると、パリ郊外のセーブルにある国際度量衡局に保管されている1キログラムの標準器「国際キログラム原器」が50マイクログラム(100万分の50g)軽くなっていることが判明し、科学研究や資料統計など精密な作業をする専門家を困惑させている。
国際度量衡局の物理学者リチャード・デイビス氏が、「国際キログラム原器」を、同時に製造され、同じ条件下で保存されている複製品と比べたところ、50マイクログラム軽かったという。現段階では原因を特定できていない。
「国際キログラム原器」はプラチナとイリジウムの合金でできており、直径と高さはともに3.9cm。1889年の第1回国際計量大会で1キログラムの標準器として定められ、今日まで使用されている。国際単位を使用する国はすべてこの「国際キログラム原器」に照らし合わせて重さを定めてきた。
「国際キログラム原器」は3重に鍵のかかった金庫の中に保管されており、外に出されることはほとんどないという。
50マイクログラムというのは、指紋一つの質量に相当する重さで、一般の人の日常生活に影響することはほとんどないが、科学関係者には多くの不都合をもたらしているようだ。
11月初めに、世界各国の科学者がパリで基本度量単位について審議することになっており、「国際キログラム原器」についても議論される予定だという。
(翻訳/編集・坂本、瀬戸)
関連記事
12年間の重度のうつ病から奇跡的に回復したキャシーさんの実体験。転機をもたらした法輪功と心身への驚きの効果を語ります。
孤独は、心血管疾患や認知症、脳卒中、うつ病、不安障害、さらには早期死亡のリスク増加と密接に関連しています。実際、孤独による死亡率への影響は、1日にタバコを15本吸うことに匹敵し、肥満や運動不足よりも深刻.
信頼できる良き友人を持つことは、大変な労力が必要ですが、子供を育てることと同等に価値あることだ。友を探すことだ。孤独を成熟への原動力。
妊娠中から生後2年までの砂糖制限が、成人後の慢性疾患リスクを大幅に減らす可能性が研究で判明。健康の鍵は幼少期の食事に!
冬にぴったりの「白菜と豚肉のもち麦スープ」で、体内の老廃物をデトックス!白菜の栄養ともち麦の食感を楽しみながら、胃腸を整えて健康をサポートしましょう。
駅前で出会ったとても元気なおじさん。元気は伝わる!