【中国のことわざ】奇貨可居
【大紀元日本9月16日】【奇貨可居 qí huò kě jū 】奇貨おくべし。珍しい良い品は、あとで利を生むから大事にする。珍しい財物は蓄えておいて、高い値段になるのを待つのが良い。→絶好の機会を逃さないようにすること。
戦国時代、当時の諸国は王子を人質として交換し、同盟を結んでいた。秦の商人・呂不韋(りょふい)は、趙の都・邯鄲(かんたん)で商売をしていたとき、秦昭王の孫・子楚(後の秦庄㌶王)が趙に人質として預けられているのを知った。しかし、秦は趙にたびたび攻め込んでいたため、趙は子楚を丁重に扱わず、ゆえに、子楚の生活は困窮していた。呂不韋は、その様子を見て気の毒だと思い、「奇貨可居」とつぶやいた。
紀元前250年、秦昭王の子の秦孝文王が王位継承したが、正妻の華陽夫人には子供がなく、そのため世継ぎは決まっていなかった。子楚は、孝文王の十数人の子のうちの1人ではあったが、世継ぎになるには不利な立場だった。しかし、呂不韋は、もし子楚が王位継承できれば、自分も利を得るだろうと思って、大金を使って、華陽夫人の弟陽泉君を買収し、ついに子楚を秦の王にすることに成功した。結果、自分は丞相(首相)となって国政を執ることになった。
関連記事
ケールの栄養、効能、食べ方、保存法までまとめた完全ガイド。苦みを抑え、吸収を高める調理のコツも紹介します
寝返りを打っただけで、突然ぐるぐるめまいがすることがあります。原因は、耳の中の小さな「石」かもしれません。
肉や卵だけを食べるカーニボア食は、危険な流行か、治療の道具か。腸、栄養、心臓への影響を科学的に考えます
1200年の歴史を誇る京都の「西陣織」をはじめ、存亡の危機に瀕する日本の伝統工芸の過酷な現実と課題を浮き彫りにした一編。市場原理と文化継承の葛藤を描きつつ、手仕事の価値を後世へ残すための責任と希望を問いかける
今日、歯が痛くても抗生物質があり、暑くてもエアコンがある。当たり前すぎて気づかない現代の恩恵を、先祖の目線から見つめ直してみると、日常への感謝が自然と湧いてきます