ファンタジー:個人タクシー「金遁雲」の冒険独白(番外編3-2)

【大紀元日本8月29日】草木も眠る「丑三つ時」・・旅館の部屋で気持ちよく寝ていると、こちらの足を擦ったり引っ張ったりするものがいる。暗闇の中でふと見ると、小さな児童のような・・日本の妖怪「座敷ワラシ」だ。「・・ちょっと来て欲しい・・」と意念を送ってくるので、言われるままに寝床から出て行ってみることにした。

傍らに目をやると、既に猫の目女はいないが、元来が夜行性なので、居てもたってもいられない時刻なのだろう・・・座敷ワラシというものは、陰徳を積んだ旧家に棲み付く、一種の余慶のようなものだと聞き及んだことがあるのだが・・一体?

古い寂びた床の間の通り廊下をギシギシと抜け、座敷ワラシは私を土間に案内した。土間では、顔に大袈裟な絆創膏を張った主人が、捻り鉢巻で額から汗を流しながら、何やら馬のようなものを作っている。よく見ると、馬が出来上がる度に、綺麗な気流が生じ、鬼門の方向から精霊が訪れては、この気流に乗って、「裏鬼門」に抜けている。

▶ 続きを読む
関連記事
加齢による体調不良だと思っていた疲労や手足のしびれ、実は「ビタミンB12不足」が原因かも?細胞の発電所であるミトコンドリアの劣化を防ぎ、筋肉や神経の健康を守る重要性を解説。手遅れになる前に知っておきたい、意外な欠乏リスクと予防策を伝授します。
茶葉が過酷な製茶の工程を経てお湯と出会い、芳香を放つ姿に人生の試練と成長を重ね合わせたエッセイ。万物が語る生命の理をやさしく紐解きます
いつも急かされる毎日に疲れていませんか?遅刻や多忙の原因は、実はもっと前の「自分の選択」にあった。慌ただしい日常から脱却し、心豊かな時間を手に入れる「暮らしのペースを落とす5つのヒント」と、現実的なトレードオフの考え方をアドバイスします!
スマホ依存から抜け出すカギは「自分で目標を決めること」にあった?強制されるより自発的な制限のほうが、使用時間を1日平均49分も減らせるという最新研究が話題です。ストレスなく画面から離れ、心のゆとりを取り戻すデジタルデトックスのコツ
白露の頃は、冷たい食事だけで済ませないことが大切。おにぎり、味噌汁、オクラ小鉢で整えるコンビニ養生です