中国の豚大量感染死、専門家が当局発表に疑い    

【大紀元日本8月25日】8月23日、中国農業部は初めて、国内26の県で高病原性「豚藍耳病」の発生を認め、6万8千頭あまりが感染死したと発表し、この伝染病は人間への感染がないと強調したが、国外の専門家は、同感染病は豚の大量死を招く可能性が低いと指摘、豚藍耳病ではない可能性を示唆した。

世界保健機構(WHO)は同日、報告書を発表し、伝染病は前例のない勢いで世界各地に拡散していることから、世界的な感染を引起す可能性を示唆し、各国に対し、感染状況の公開を要求した。これまでに半数以上の伝染病発生は、メディアが最初に暴露したと指摘した。

この半年間、中国では大量の豚が死亡し、豚肉価格が高騰した。中国当局は真相を公表せず、国際組織へのサンプル提供を拒否し続けている。

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